11月 18
吐き気の原因によるものに「乗り物酔い」があります。
乗り物酔いとか車酔いは加速度病(加速度病)とも呼ばれます。乗り物など動きのあるものに乗って、体が複雑な動揺<加速度>を受けてひき起こされる吐き気、嘔吐などの自律神経失調<じりつしんけいしっちょう>状態をいいます。
この「乗り物酔い」の原因は、頭に急な動揺が加わると、目から入る情報と内耳(ないじ)の平衡感覚との間にずれが生じて、そのギャップが大きくて脳が混乱すると、吐き気などの症状となって現れると考えられています。
発症の原因には、内耳への動揺刺激だけではなく、胃腸障害、睡眠不足、心理的要因(不安感など)もあります。
主な症状として、吐き気、嘔吐、冷や汗、顔面蒼白、動悸(どうき)、頭痛などが現れます。
「乗り物酔い」を発症した場合は換気をよくして、衣服緩めて身体を楽にします。
可能であれば乗り物から降ります。抗ヒスタミン薬や鎮吐薬を飲みます。嘔吐を繰り返して脱水状態に陥った場合には、点滴する必要があります。
予防策として、乗物に乗る前日は寝不足にならないように早く寝ること。
服装はゆったりとしたものを選ぶ。乗物に乗っている間は、なるべく頭を動かさないようにして、背もたれに頭をつけるようにする。
近くのものを見続けると「乗り物酔い」を起こしやすくなるので、目をつぶるか、遠くをぼんやり見るようにする。
また、事前に酔い止めの薬(抗ヒスタミン剤)を飲んでおくとよいでしょう。
