4月 15
アメリカ・メジャーリーグのマリナーズに所属するイチロー選手が、開幕を前にして胃潰瘍と診断され故障者リスト入りというニュースが報道されたことは記憶に新しいところです。3月に実施されたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)のプレッシャーやストレスが原因とも言われていました。
その「胃潰瘍」とはストレスが原因で起こることが多く、胃液中の「塩酸」や「ペプシン」により胃を保護している粘膜が消化される現代社会の代表的な病気の1つです。胃潰瘍の「潰瘍」とは、皮膚や粘膜がただれたり、崩れ落ちるという意味です。
胃潰瘍は、神経質、几帳面、ストレスをため込んでしまう、よく気がきく、悩みや責任を一人で抱え込むなどの性格の人がかかりやすい病気と言われていますので、イチロー選手もそういった悩みがあったのかもしれませんね。
胃潰瘍の自覚症状の9割は腹痛で、ほとんどが上腹部の「みぞおち」に痛みを感じます。この腹痛が強ければ強いほど、胃潰瘍の状態が悪いというわけではなく、胃潰瘍にかかっていても全く痛みを感じない場合もあります。痛みがないために胃潰瘍に気が付かないまま悪化し胃に孔(あな)が空き「穿孔性潰瘍」になって激痛が起こる場合もあるので早めの受診が必要です。
胃潰瘍になり胃液過多によって胃粘膜とのバランスが崩れると、胸やけ、酸っぱいゲップ、嘔吐、吐き気、食欲不振になることがあります。他にも吐血、下血、背中の痛みなどの症状も現れることがあります。
